Interview: Cullen Jennings - Adhoc P2P SIP Meeting at 63rd IETF

無印吉澤 - SIP関係者から見たP2P SIP にて 「Interview: Cullen Jennings - Adhoc P2P SIP Meeting at 63rd IETF の要約、誰かよろ〜」 とのことだったので、とりあえずうりゃっとやってみました。
(相変わらずの超てきとー意訳なので、ご参考程度に)


…全体的にぱっとない内容でしたが(笑)

  • What was this adhoc meeting on P2P SIP all about at the IETF?
    • 参加者数は125名前後
    • 参加者の職種は色々(大手電気通信会社、大手通信機器ベンダー、ベンチャー系、大学機関)
    • そもそもP2P SIPで何がやりたいのか (diployment scenario) について、様々な意見がやり取りされた
      • 小規模ネットワーク(e.g. 自宅): 電話を買ってきて、うりゃっとネットに接続するだけで、各種設定が自動的に行われてヽ(´ー`)ノワーイ
      • 大規模ネットワーク(e.g. 被災地): 地震津波の被災地にて、数千人の人間が連絡を取り合う手段を提供(DNS相当のサーバが存在しない状況下における ad hoc networkの実現)
    • 想定されるアプリケーションについても、様々な意見がやり取りされた
      • 電話のregistrationからdiscoveryまでの一連のプロトコルに関する議論
      • Voice mailやアドレス帳などの管理アプリ(職場で保存したものを、自宅のPCでチェックとか)
      • 匿名コミュニケーションの実現(P2PだとIP packetを誰が送信したのか隠蔽しやすいし〜)
  • Do you think P2P SIP will have a profound affect on VoIP?
    • P2P SIPには大きな可能性がある
    • が、解決すべき課題もたくさん(e.g. セキュリティ問題)
    • さらに実際にやってみないとわからない課題も存在(e.g. 各種パラメータの最適化)
  • How would P2P SIP compare to Skype's P2P model?
  • Is it better or worse than Skype's model?
    • やはりオープンスタンダードな点が、P2P SIPの大きなメリットである(訳者メモ: 若干歯切れが悪かったような…)
  • Do you see P2P SIP replacing the SIP Proxy in traditional SIP networks?
    • ケース・バイ・ケース。P2P SIPに置き換えた方がよい場合もあるし、今までのSIPのままでよいケースもある
    • 例えば前出のdiployment scenarioを例に取ると…
      • お店で3台電話を買ってきたとして、このうちの1台をproxyとして設定して… とかいった作業を普通のユーザに期待してはダメ。だったらやはり自動設定&自動discoveryなP2P SIPの方がよいと思う
      • 災害地にproxyを設置するのは実はさほど難しいことではない。難しいのは、設置したproxyについて、現地のスタッフに通知をすることである(何せコミュニケーション手段がマヒしている状況なので)。ということで、やはりP2P SIPによる自動discoveryが威力を発揮しそうな予感。
  • Will there be a P2P SIP Working Group in the IETF anytime soon?
    • 検討中。Working Groupではなく、Research Groupの方がよいのではという意見もあり
    • 次回のIETF(11月)へ向け、皆で検討していきたい。当面はMLなどでの議論になると思う。