あとで読む

最近、こちらの「あとで読む」を愛用しています。


あとで読む (ATODE.CC)


このサービス。今見ているWebページのアドレスを、1クリックで自分のメールアドレスに送信できるというものです。

はい、それだけのサービスです。
でも、これが思いのほか便利です。



職場で( ゚д゚)ボケーっと研究に関する情報収集スタート
         ↓
たまたま(←ここ重要)日記のネタになりそうな情報をげーっと!
(ちなみにほとんど表用の日記ネタだったりするのは内緒w)
         ↓
おもむろに「あとで読む」ボタンをクリック
         ↓
自動的に自宅のメールアドレスに、ページが転送
         ↓
後ほど家にてページを(・∀・)ニヤニヤしながら閲覧
         ↓
        ( ゚Д゚)ウマー

おいらの利用方法は、こんな感じです。


「あとで読む」を知る前は、見つけたネタページをひたすらtextファイルとして保存しておき、退社時にこれを家のメールに送信するという( ゚Д゚)マンドクセー処理をしておりましたので、だいぶ楽になりました。


で、おいらの場合、メール送信先Gmail だったりします。この組み合わせが、なんというか、非常に使いやすいです。


すごいぞ > あとで読む
すごいぞ > Google gmail



と思っていたら…


「あとで読む」+GmailコンボはGoogleの陰謀ですよ陰謀 -




Σ(゚Д゚) ちょ、いんぼー…




ぐーぐる……恐ろしい子…(笑)

Social Computing Symposium 2006

Microsoft Researchが毎年開催している Social Computing Symposium というイベントが、今年も行われるらしいです。


Microsoft Research – Emerging Technology, Computer, and Software Research


開催日は 5/8-9。
開催場所は Marriott Redmond Town Center Hotel (アメリワシントン州)

え〜、もちろん、参加できません(泣)



ちなみにこのシンポジウムですが、どうやらプレゼンの様子が後日Web公開されるらしいです。
実際、過去2回の開催については、ほぼすべてのプレゼンが公開されておりました。


Microsoft Research – Emerging Technology, Computer, and Software Research
Social Computing Symposium 2004


すごいな、Microsoft Research。
これはかなり貴重な情報です。ただしかなりの量のプレゼンが公開されているため、全部チェックするにはちと時間がかかるかも。


英語な得意な人は「早送り再生」すると、時間が短縮できるかも?
あ、英語が苦手な人用に「スロー再生」機能もついております(笑)

シンポジウム「インターネット検索の未来」雑感

昨日の日記では議事メモを書いた時点でダウンしてしまったので、今日は個人的な感想などをつらつらと…


ヘッドな情報 vs テールな情報

素朴な疑問として「テールな情報」を必要とするシチュエーションって、(特にネット初心者の場合)どれ位あるのだろう、とふと思ってしまいました。

(例)
私事ですが、今週末に息子(通称しょぼ太)のお宮参りをする予定です(実話)
ところが、神社へのお礼っていくらぐらいが相場なのかが、わかりません。
ついでにいうと、のし袋に何と書いたらよいのかも、わからなかったりします。

ということで、何も考えず、google「お宮参り お礼」 と投げたところ

    • のし袋にお礼のお金を入れて用意
    • のし袋の表書きは、「初穂料」「御玉串料
    • 目安は五千円程度

などといった情報に、さっくりリーチできちゃいました。

ということで(?)、日常生活における検索においては、ヘッドな情報で十分要求が満たされるケースが多いのではないかと思うわけです。(別にテール情報の検索に対する支援が不要といっているわけではなく、比率的にどうなんだろうという素朴な疑問)


ちなみにgooの国枝さんの発表にあった、「約4割の人が、Web検索で問題解決に失敗している」というアンケート結果の件ですが、Internet Watchこちらの記事写真 を見た感じ、正確には「約4割の人が、Web検索で問題解決に失敗したことがある」という回答であったというのが正しそうです。下線の部分があるのとないのとでは、だいぶニュアンスが違いますね。(てか、私が勘違いしていただけか… (/ω\)手屁っ

ちなみに 「〜失敗したことがある」 という問いなのであれば、私も ( ・ω・)∩


情報大航海時代

情報大航海時代というコンセプトは非常によいと思ったのですが、現状ユーザの多くは岸辺で遊んで満足しているのではないかと思います(決して悪い意味ではなく… っていうか、そんなおいらも多分岸辺の民)。


ということで、今後次世代検索サービスを考える際には、「ほ〜ら、沖にでるとあんなことやこんなことができるんだよ〜うへへへへ〜」 といった感じに、積極的にユーザを大海原へと誘うような「何か(新規性のあるサービス? 動機付け?)」 が必要不可欠なんだろうなぁ、と思いました。


…やっぱりエロか?(嘘)


テレビブログに夢がひろがりんぐ

個人的に一番興味深かったのが、橋本さんのテレビブログのお話でした。


で、お話を聞いていてふと思ったのですが、録画されている番組と、2ちゃんねるの過去ログをシンクロさせて見ることができるようなサービスって、ダメでしょうか?テレビ番組を見つつ、2ちゃんねるの実況スレを (・∀・)ニヤニヤ しながら眺めるのが日課なおいらにとっては、激しく魅力的なサービスなんですが。

こちらのアイデアと被ってるかも?)


実況スレを見たことが無い方も結構いらっしゃるかと思いますが、あれはかなりヤバいです。番組自体よりも、実況スレの展開の方がよっぽど面白いことがある位でございます(笑)

例えばパネルクイズアタック25
番組に対する感想や突っ込みを書き込むだけでは満足できない2ちゃんねらーの皆さん達が、勝手にクイズに参加しちゃってます。みんなで早答え(早書き?)しちゃってます。そんでもって、早答え優勝者もちゃんと記録されています。まとめサイトで表彰されています。全部ボランティアです(笑)


さらに、児玉清氏の「アタックチャァーーンス!」の掛け声&拳のぷるぷるを、みんなで勝手に評価しています。皆さんが一斉に評価を書くので、リアルタイムで見ていると笑えます。いや、まぢで、あの凄さは実際に見た人にしかわからないです(笑)

日本が誇るネット文化である「2ちゃんねる」。これを生かさない手はないと思うんだけどなぁ… (← 無責任発言)



ご参考までに、実況板の統計情報は ŽÀ‹µ”“Œv で閲覧できますよ〜

とか書いていたら…

Internet Watch にシンポジウムに関する記事が上がっているのを(今更ながら)発見。
「完璧な検索エンジン」は現われるのか、業界関係者が語る“検索の未来”

シンポジウム「インターネット検索の未来」

本日、早稲田大学にて開催されたインターネット検索の未来シンポジウムを聴講してきました。


以下、かなり大雑把(かつ投げやり)にメモしておいたものを公開します。

(ちなみに公演の様子は、一部を除き、後ほどオンライン公開(動画?)されるとのことでしたので、そちらをワクワクテカテカしながら待つのも手かと…)



基調講演「ヤフーサーファーによるインターネット検索のノウハウ」

  • 講師は 初代「検索の鉄人」 こと 関祐司さん
  • 現在の肩書きは「ヤフー株式会社 検索事業部 サーファー部部長」。部署名が(・∀・)カコイイ!!
    (検索結果を人手でチェックしつつ、検索エンジンの性能評価等を行う部隊なんだそうです)
  • 検索の5原則はRCFPT
    • R: Relevancy (関連性、検索精度)
    • C: Comprehensiveness (網羅性、包括性)
    • F: Freshness (更新性、情報鮮度)
    • P: Presentation (閲覧性、表示訴求)
    • T: Trust (信頼性、信用度) ← これは上の4つにより実現される
  • Web検索エンジンの仕組みの説明
    (学生さん向けの簡単な説明でした。詳細は略)
  • 検索テクニック
    • ロングテール的考え方。ヘッドを狙うのか、テールを狙うのかで、検索テクは異なってくる
      • ヘッド(有名どころのページ)を狙う→シンプルなキーワード(e.g. 「ゴールデンウィーク」)
      • テール(ニッチなページ)を狙う→キーワードを組み合わせる。
        この際、確実に検索対象ページに存在しそうなキーワードを組み合わせるのがコツ。
        (e.g. タバコに含まれるニコチン量を調べる場合「タバコ ニコチン 量」ではダメで、
        「タバコ マイルドセブン ピース ニコチン mg」とかにする)
    • 特殊なフレーズの活用(e.g. 求人情報を探しているなら「当社規定により優遇」で検索)
    • 除外するキーワードの活用(e.g. 「ゴールデンウィーク -海外 -イベント」)
    • オプションの利用(ドメイン限定、ファイルタイプ限定、表記ゆれ、言語限定)
  • Virtical Search
    • いろいろあるので使ってね(登録サイト、画像、知恵袋など)
    • 最近スタートしたブログ検索がオススメ。キーワードの注目度がグラフ表示される。
      例えば 「食中毒」でブログ検索 した際に表示される 注目度グラフ を見ると、実は梅雨時よりも秋の方が「食中毒」というキーワードを含むブログが書かれていることがわかる。ちなみにグラフ上でマウスをドラッグすると、選択した期間に検索結果を絞り込むことができる。


パネルディスカッション「検索の未来を語る」

  • 山名先生(イントロ)
    • 増加を続けるWebページ → 全体で375億ページ?
    • 検索エンジンのインデックスは42億〜81億といったところ。これでいいんだっけ?網羅性は?インデックスすべきページの取捨選択は?
    • 検索エンジンの面白い活用方法はいろいろある(ありそう)
      • "IMG_0001.jpg" で画像検索すると、キャノンのデジカメで一番最初に撮った(と思われる)写真一覧が取得できる(Google Hacks のネタ?)
      • 翻訳サポートシステムの構築。例えば前置詞に悩んだら、検索エンジンに問い合わせ。
        (e.g. "run * gasoline" で検索 → "on" と "by" の検索結果 → "run on gasoline" と "run by gasoline" で検索 → Hit数の多い "run on gasoline" が正解っぽい )
    • 未来の検索: 映像と言語情報の紐付けとか、感性・概念への拡張とか…
    • 検索対象も、実世界・ユビキタスネットワーク上のものになるのでは
      →検索解析共通プラットフォーム構想
    • 日本は情報大航海時代における「強国」となるためには、今から正しい方向に舵取りをする必要がある
    • 参考までにヨーロッパにおいても Quaero(クエロ)プロジェクトが発足している。
      (参考:仏政府が「検索エンジン」開発計画、グーグルに対抗)
      • 非直線系なランキング?(概念ベース?)KartOOちっくな方向?
      • 検索・映像配信・広告の統合?
      • フランスがかなり乗り気。フランステレコム等が参加。
        一応エスカルゴ研究所の社員なんですが、ぜんぜん知らなかったよ (゚∀゚)アヒャヒャヒャヒャ
  • 井上さん
    • 「人々が相互をつながり知識共有できる世界最大のプラットフォームの提供」が目的
    • 現状「Webページ=知識」なので検索サービスを提供しているが、今後は他のコンテンツに移っていく可能性も大いにある
    • 現状の検索サービスの問題点
      • 評判・意見の抽出ができない(esp 人によって解釈が違う問い 「女性が乗りやすい車?」)
      • 個人の趣味・嗜好が反映されない(e.g 車のゴルフ vs スポーツのゴルフ)
      • キーワードを入れないと何もでない(笑)
        → 1クエリあたりのキーワード数:1.36 word (2005/2), 1.45 word (2006/2)
  • 国枝さん
    • 消費行動モデル:AISCEAS
      • A: Attention
      • I: Interest
      • S: Search ← ここよりSearch
      • C: Comparison
      • E: Explanation ← ここより CGM
      • A: Action
      • S: Share
    • インターネットを利用する理由
      • 調べ物 ← やっぱりこれが多い。従来型(目的があってwebを使う)
      • 暇つぶし、なんとなく ← 何気にけっこういるらしい(目的がなくwebを使う)
    • 「Web検索で問題が解決するか?」というアンケート(5万人対象)
      • 約4割の人が、解決できていないと回答
      • 「複数サイト/専門サイトを利用」という回答を加えると85%がWeb検索単独での解決に失敗
    • エンタープライズ・サーチのキーワードは「Mission Critical」
    • 取り扱う情報のサイズはEB。ここでEとは(1000兆のこと)。
      G(giga:10^9)→T(tera:10^12→P(peta:10^15)→E(exa: 10^18)
    • 膨大かつunstructuredなデータをどう処理するか?
    • 意味論的なインデクシング
    • 検索サービスはむしろ始まったばかり。「理想的な」検索エンジンが実現されるには、まだあと10年〜20年は必要なのでは?
  • 橋本さん
    • 「といえばサーバ」: 共起情報から連想関係を抽出し「○○といえば、××」的な情報を提示
    • コンテンツマッチ: 情報内の地名 → 近いホテルの広告を出す
    • ブログマイニングASP: 格安価格でマイニングサービスを実現(辞書メンテ、クローリング等すべてお任せ)
    • ネット検索の今後
      • インデックスのアルゴリズムの時代 → インタフェースとコミュニケーションの時代
        情報を「引き出す」技術が鍵となる
      • インタフェース:
        Google Maps (「藤沢市のラーメン屋」と検索した際でも、ちょっとドラッグすると隣町(鎌倉市)のラーメン屋情報(元のキーワードと直接リンクしないrelevantな結果)が表示される)
        Google Suggest(ド忘れした単語をユーザより引き出す)
      • コミュニケーション: 対話の中から引きだす。
      • 検索力 = アルゴリズム × インタフェース × コミュニケーション
      • Webを、データベース以上の知識創造と共有のプラットフォームに作り変える次世代検索エンジンが求められているのでは?

Search Engine Strategies 2006

    _  ∩
  ( ゚∀゚)彡 放置プレー! 放置プレー!
  (  ⊂彡
   |   | 
   し ⌒J

ということで、月に1回しか更新されないblogになりつつある

別館でございますが、どうでしょう? > 謎な問いかけ



さて。
先週の金〜土と、Search Engine Strategies 2006というイベントが開催されておりました。
名前の通り検索エンジンに関するイベントで、特にマーケティングSEO/SEM)方面に重点を置いたイベントだったようです。(たぶん)


私は仕事の関係で初日の金曜日のみの参加でした。
とりあえずSEO/SEM方面には興味がなく(←なげやり)、お目当ては Yahoo! の井上さんの講演 「ソーシャルサーチ」だったのですが、あまり新しいネタがなかったのでちょっと期待外れでした (´・ω・`)
(個人的には、Yahoo!が提供するAPIを使って一般ユーザが開発したツールを井上さんがプレゼンしていたのが印象的でした)


参考: 検索エンジンはWebサーチから「ソーシャルサーチ」へ、Yahoo!井上氏講演



そういえば、学会方面だと、Google (Web) APIほど、Yahoo!APIの話を聞かないなぁ…
なんでだろう… 学会系の人はGoogleらヴなのか?(笑)



あと、Internet Watch の記事を見た感じ、NetRatingsの萩原さんの講演がなかなか面白かったっぽいですね。


「際立つYahoo!検索のシェアは日本独特の現象」NetRatings萩原社長
「約4割のユーザーが検索で問題解決できていない」goo国枝部長が指摘



ちなみに、会場では、先着2000名に「Yahoo! JAPANオリジナルPCバック」がプレゼントされておりました。

Yahoo! JAPANオリジナルPCバック


おどろいた。まともなバックでおどろいた(笑)
ノベルティグッズにありがちなケバケバしい色のロゴ等は皆無で、右隅に控えめに「Yahoo! Japan」と書いてあるだけなのが好感触です。
これなら日常生活でも使えそうです。


しかし、一年前の検索会議の時 もすごかったですが、今回もものすごい大盤振る舞いでございます。
すごいぞ > Yahoo!
かっこいいぞ > Yahoo!
おっとこまえだぞ > Yahoo!



てか、Yahooさん、潤ってそうだもんなぁ(笑)
テクノロジー : 日経電子版

Bloginfluence

    _  ∩
  ( ゚∀゚)彡 放置プレー! 放置プレー!
  (  ⊂彡
   |   | 
   し ⌒J

ということで、書きたいネタはそれなりにあるのですが、こちらの別館を更新するヒマがまったくないいぐっちでございます > 挨拶
一応 本館の方は 頑張って更新するようにしているのですが…



さて。
本日、こんなサイトがあることを知りました。


Bloginfluence - Rate your influence in the blogosphere - SEO tool
(from Bloginfluenceの殺し方−インターネット殺人事件)


ブログの影響力を評価してくれるというあやしげなサイトでございます。
評価値の計算はこんな感じらしいです。


(Technorati blogs links) + (Technorati posts links) + (Yahoo! Webs links) + (Bloglines subscribers * 2) + (PageRank / 10)

てきとうだけど、なんか面白そうかもということで、試してみました(笑)



別館(つまりはここ)の評価値

Blogs linking: 4
Posts linking: 18
Webs linking: 311
Bloglines subscribers: 7
Google Ranking: 2



別館の評価値

[416.4]



本館の評価値

Blogs linking: 6
Posts linking: 6
Webs linking: 334
Bloglines subscribers: 6
Google Ranking: 2



本館の方の評価値

[429.6]


それぞれ3/28の真夜中に試してみた時のスコアです。
更新サボっているから、評価値しょっぱいなぁ(笑)
(てか、それ以前に内容がショボいせいだろ、という説もあり)

日本はSPAM対策優良児?

うは、こちらの日記を更新するの、2ヶ月ぶりぐらいですね(汗)


Japan leads the way in spam relay prevention
(from http://www.vnunet.com/)


なんでも、ある国から送信されるSPAMの量は、その国の broadband connection に比例する傾向がある(例えば世界のbroadband lineの21%を占めるアメリカよりリレーされてくるSPAMは世界全体の24%)そうなのですが、日本より送信されてくるSPAMの数が極端に少ないんだとか。

↓ こんな感じに不思議がられています


Japan, however, clearly bucks the trend. While the country has more than
11 per cent of the world's broadband connections, it is producing only
two per cent of global spam. This is despite the fact that 100Mbps fibre
internet connections, which are especially attractive to spammers, are
common in Japan.


元記事ではJEAG(Japan E-mail Anti-Abuse Group)などが頑張ってOutbound Port 25 Blocking (OP25B)を実施した成果なのかもと分析していますが、実際のところどうなんでしょうね?